筋挫傷とは

いわゆる「筋肉の打撲や肉離れ」を指す言葉で、筋肉や軟部組織が損傷するケガの総称です。

一般的な原因

スポーツや日常動作による急激な筋肉収縮
転倒・ぶつけたなどの直接的な外力
準備運動不足の状態での運動開始
重い物を持ち上げたときの筋の過負荷

挫傷の症状

  1.  圧痛(押すと痛む)
  2. 腫れ・腫脹
  3. 内出血(皮下出血)やあざ
  4. 可動域の制限(痛みにより動きが制限される)
  5. 筋力低下や筋肉の張り感

よく見られる部位

太もも(大腿部)の裏や前
ふくらはぎ(下腿)
背中・腰部
肩・腕
※スポーツ現場では「肉離れ」として表現されることが多いです。

整骨院での対応と施術内容

1.初期対応(RICE処置)
Rest(安静):患部を動かさない
Ice(冷却):炎症を抑えるため氷やアイスパックで冷やす
Compression(圧迫):軽い圧迫で内出血や腫れを抑制
Elevation(挙上):心臓より高く上げて腫れを抑える

2.手技療法
炎症が落ち着いた後、手技で筋緊張の緩和、血流改善を図ります。
損傷部位を避けながら周囲の筋肉のケアを重点的に行います。

3.物理療法
超音波治療器やハイボルテージ、微弱電流などを用いて炎症や痛みの軽減、治癒促進を行います。

4.テーピングや包帯固定
過度な動きを防ぎ、再発予防や安静の補助になります。

5.リハビリと運動療法
徐々に可動域訓練や筋力回復を目的としたリハビリを導入し、スポーツ復帰や日常生活動作に戻すためのプログラムを提案します。

施術の注意点

炎症期(受傷から72時間以内)はマッサージや温熱療法は避ける
無理なストレッチや運動は逆効果
早期治療が回復期間を大きく左右します

整骨院を受診すべきサイン

痛みが数日経っても引かない
腫れが強く、皮膚に変色(内出血)がある
歩行困難な場合
一度治ったと思っても再発する場合

※重症と判断した場合は病院の受診を推奨しています。