変形性膝関節症とは?
膝の軟骨がすり減り、関節に炎症や変形が起こることで痛みや動きにくさが生じる病気です。
加齢による変化が主な原因ですが、体重増加、筋力低下、O脚、過去のケガなども発症に関係します。
このような症状はありませんか?
- 朝起きた時に膝がこわばる
- 立ち上がる時に痛い
- 階段の昇り降りがつらい(特に下り)
- 正座ができない
- 歩き始めに痛む
- 膝に水が溜まる
なぜ痛みが出るの?
膝関節の表面には「軟骨」があり、クッションの役割をしています。
軟骨がすり減ると、
- 関節に負担が集中する
- 炎症が起こる
- 周囲の筋肉が硬くなる
- 膝の動きが悪くなる
さらに負担が増えて痛みが強くなるという悪循環が起こります。
病期ごとの特徴
初期
動き始めだけ痛い
少し休むと楽になる
中期
階段や長時間の歩行で痛む
膝が腫れることがある
曲げ伸ばしがしにくくなる
末期
O脚が進行する
安静にしていても痛む
歩行が困難になる
整骨院でできる施術
整骨院では、すり減った軟骨を元に戻すことはできませんが、膝にかかる負担を減らし、痛みの軽減や動きの改善を目指した施術を行います。
1.手技療法(筋肉・関節調整)
硬くなった大腿四頭筋、ハムストリングス、内転筋、下腿三頭筋などを緩め膝関節の動きを改善します。
効果
血流改善
痛みの軽減
関節可動域の改善
2.電気治療
低周波やハイボルテージなどを用いて、
炎症の軽減
痛みの抑制
筋肉の緊張緩和を図ります。
3.温熱療法
ホットパックやラジオ波などで深部を温め、
血流促進
筋肉の柔軟性向上
痛みの緩和を目的に行います。
※熱感や腫れが強い急性期には冷却を優先する場合があります。
4.ストレッチ指導
膝だけでなく、太ももの前後、お尻、ふくらはぎの柔軟性を高めることで、膝への負担を軽減します。
5.筋力トレーニング指導
特に重要なのが、大腿四頭筋(太ももの前)、中殿筋(お尻の横)、ハムストリングスです。
筋力が向上すると、膝関節の安定性が高まり、歩行や階段動作が楽になります。
日常生活で気をつけること
- 適度に動く:痛みが強くない範囲で歩行や運動を続けることが大切です。
- 体重管理:体重が1kg増えると、歩行時には膝に約3~4kgの負担がかかると言われています。
- 長時間の正座やしゃがみ込みを避ける
- 太ももの筋力を維持する






