肩関節インピンジメント症候群
肩関節インピンジメント症候群(Shoulder Impingement Syndrome)
肩関節の構造内で、腱板(特に棘上筋)や肩峰下滑液包が肩峰や烏口肩峰靱帯などの骨性構造に挟まれることによって炎症や痛みが生じる状態を指します。
主な原因
- 肩の使いすぎ(オーバーユース):野球、テニス、水泳などの反復動作
- 不良姿勢:猫背や巻き肩などにより肩甲骨の動きが悪化
- 加齢変性:腱板の摩耗や石灰沈着
- 筋力アンバランス:肩甲骨周囲筋の筋力低下や協調運動障害
主な症状
- 腕を横から上げるときに痛み(特に60~120度あたり)
- 夜間痛(特に側臥位で痛みが増強)
- 動作制限・引っかかり感
腕を後ろに回すと痛む(帯を結ぶ、背中を掻く動作など)
整骨院で施術を受けるメリット
整骨院は国家資格を持つ柔道整復師が施術を行う施設で、手技療法や物理療法、運動療法を通じて、肩関節インピンジメントに対する保守的(非手術的)なアプローチが期待できます。
1. 姿勢・筋バランスの改善
肩甲骨の動きや姿勢の悪化は、インピンジメントの大きな原因。
整骨院では、肩甲骨周囲筋やインナーマッスル(腱板筋群)への的確なアプローチが可能。
2. 手技療法による痛みの緩和
筋緊張やトリガーポイントを緩和することで、肩の可動域改善と疼痛軽減が期待できます。
肩関節や胸郭、頸部など周囲構造へのアプローチも重要。
3. 運動療法・リハビリ指導
柔道整復師は、再発予防のための運動指導やホームエクササイズも提供可能。
可動域訓練・筋力強化・肩甲骨安定化訓練などを行うことで、根本改善を目指します。
4. 物理療法による炎症の抑制
超音波治療、電気刺激、温熱療法などで炎症の鎮静や血流改善を図り、自然治癒力を高めます。
5. 早期対応による悪化予防
症状が軽度の段階で適切な施術を受けることで、腱板断裂など重症化を防ぐことが可能です。
整形外科との併用も推奨
整骨院は医療機関ではありませんが、整形外科と連携しながらの施術も有効です。画像診断や注射、薬物療法などが必要なケースでは整形外科で評価を受け、保存療法として整骨院を活用する形が理想的です。
お困りのことなどまずはお気軽にご相談下さい。院長、スタッフ共に長年柔道整復師として勤めており、豊富な経験から患者様お一人お一人に合わせたオーダーメイド施術が出来ることが強みです。
培った幅広い知識と豊富な経験が、私たち『さんらいず整骨院』の自慢です。
ご来院される全ての患者様が健康的な日常をお過ごしいただける様に、日々勉強しております。
働き世代のみなさんがお仕事帰りにご来院出来る様、夜は20時40分まで最終受付、21時まで診療しています。
「今日は身体が重たい」「しんどいなぁ」という時に、気楽に来院してもらえる様に心がけております。
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